日之影町の竹細工

日之影町の竹細工とは

日之影町の竹細工は、生活用品や農業や漁業で使用する仕事道具として作られており、各家庭、各々が自分の手で作っていた。「かるい」を作る人は集落に2,3人ほどいたが、「箕(み)」や「米あげじょうけ(飯籠)」などの細やかな技術を必要とする道具は職人の技術が必要で、桶屋や石屋や鍛冶屋等と同様に竹細工の職人としての仕事が確立し、誇りをもって職人の技を磨いてきたのである。

製作工程

底から上部に向けて曲線を描くのが特徴である日之影町の伝統的な竹細工「かるい」の製作工程を動画で紹介。

竹細工制作・出演:藤原誠

日之影竹工芸保存会 会長 小川鉄平

日之影に移住し、竹細工をはじめて約20年。伝統的な農具「かるい」から始まり、様々な地域との交流を経て新しい竹細工の形を生み出している。竹細工への思いや、日之影町の竹細工を支えてきた職人である「現代の名工」廣島一夫氏や「かるいづくりの名人」飯干五男氏の素晴らしさを語る。

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山下麻岐/アトリエ・マキ(延岡市)
高校卒業後、福岡のお花の専門学校へ進学。在学中にヒルトン福岡シーホーク専属フローリストとして経験を積む。その後帰郷しウェディング衣装のコーディネーターとして働きながら花嫁のブーケも兼任。2012年にフローリストとして独立。現在三児の母。

竹細工に魅せられて

日之影町に伝わる竹細工とフラワーアレンジがコラボレーション。 どんな作品が生まれたのか、ぜひご覧ください。

参考・出典

  • 『日之影町史10 別編(2)日之影の竹細工』2001年(日之影町)
  • 『山里の竹籠職人(日之影町)』2009年
  • 『かたりべ文庫 職人の手仕事vol.5〈竹細工〉』2009年(発行人 松岡弘明/発行所 株式会社ゼネラルアサヒ かたりべ文庫/編集者 土井国男/執筆 川﨑加奈子)
  • 『日之影の竹細工職人 廣島一夫の仕事』2016年(発行 gallery KEIAN/編集 稲垣尚友・中山銀士開催期間 2016年10月6日〜11月13日(OPEN、木・金・土・日)会場 galleryKEIAN 東京都文京区白山)
  • 『暮らしのなかで息づく竹の道具たち【現代の名工 廣島一夫の手仕事】展示会記録集』2013年(発行人 西嶋美那子/開催期間2012年8月1日〜8月12日/会場 ボーダレス・アートミュージアムNO-MA滋賀県近江八幡市)

参考・出典

藤原誠(竹細工制作・出演)/小川鉄平(竹細工制作・出演)/アトリエ・マキ(フラワーアレンジ・出演)

日之影町竹細工資料館

日之影の生活文化を芸術的価値にまで高めた竹細工、日之影が生んだ竹細工の名工 故廣島一夫さんが作り上げた製品は、日之影の名を世界に広めることになりました。平成4年には卓越した技能が認められ、「現代の名工」に認定されています。

お問合せ:0982-78-1021(日之影町観光協会)

日之影町観光協会

〒882-0401 宮崎県西臼杵郡日之影町大字七折8705-12
TEL:0982-78-1021 FAX:0982-78-4168

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