一般社団法人 日之影町観光協会

波瀬神社

祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)、例祭日は12月14日。

古伝によると、三毛入野命(高千穂十社大明神)が鬼八退治にお出ましの折この境内に立寄られ、伊邪那岐、伊邪那美の二神を山神として祀ってきた当社に、名字(みょうじ)大明神の神号を賜ったと伝えられる。

この時、休息に使われた石を三毛入野命の「腰掛石」と称して、例祭日には注連縄を張って崇めている。

また、寛永14年(1637)の島原の乱に際して、延岡藩主有馬直純が出陣の折、当社境内で倒れた召馬の病気平癒と戦勝祈願をしたところ、召馬はたちどころに勇み立ち、徳川幕府は見事に天草四郎を討つことができた。武勲を立ててその帰還の途中、棟梁大工ばかり49人を引き連れて木材を集め、一夜建立のお宮を造営奉納し、その後「一夜建立名字大明神」と呼ばれるようになった。

電話0982-78-1021(日之影町観光協会) 営業時間8:30~17:15
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